「行動できない人」の心理学
- 作者: 加藤諦三
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/01/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
中身は心理学的な内容。恋愛心理の本のような、心理学の理論を恋愛に当てはめていくような話ではなく、人間はこうあるべきだというタイプの心理学の本。
今回は付箋を使って、肝に銘じておくべき点をチェックしておいた。例えば、
よく、自分は何をしたいのかわからないとか、何もすることがないとかいう人に会う。そういう人は、たいてい受身の人である。遠くにあるものばかり見て、近くにあって自分のできることを見ようとしない。
何もすることがないというわけではないが、遠くのものを見て近くが見えないという点では自分に当てはまる。
それではなぜ遠くにあるものばかり見て、近くにあるものをみようとしないのであろうか。それは、その人が自己中心的で幼稚で受け身で、うぬぼれているからである。
そう思います(笑)。そう思うと、自分自身の言動、思想が正しい方向に向かっていないような気がして、自分自身を信じきれないのが今の悩みである。
他にも何箇所か付箋を付けたが、特に思うことは「理屈より行動」の重要性である。この本に限らず、自己啓発書のようなものにはよく、考えるよりも行動して経験することの重要性が話される。確かに、記憶に残っているものは経験を介したものだけだと思う。この本で言うように、「やるかやらないか迷ったらやる」という精神は大事だと思うし、そうしようと思う。
500円以上の価値はあると思いました。3時間程度で読了できる読みやすい本でしたので、迷ったら読んでみてください(笑)