悔しいけど、次のために書こう(第1回NAIST入試)

 NAIST受験してきました。結果は「惨敗」ってやつでしょうか。不合格になったかどうかが分かったわけではありませんが、合否云々じゃなく、実力不足であることを味わったということです。あまりに悔しすぎて出来れば忘れてしまいたいのですが、次、同じミスを繰り返したくないので、ちゃんと書いときます。

英語・数学

 英語はTOEICで提出です。
 数学は線形代数と解析(積分)と確率だったわけですが、問題のレベルとしては恐らく簡単。もう少し具体的には、線形代数は一次独立の話、積分極座標平面での面積問題、確率はなんか過去問みたいな感じです。僕がもし大学1年生だったらちゃんとできたかも知れませんっていうくらい、基礎的な数学の問題でした。でも、解けませんでした。簡単だと分かりながら覚えてなくて解けないというほど悔しいものはありません。
 線形代数はちょっとアプローチの仕方が分からなかったのでやめて、積分は普通に難しかったのでやめて、確率に絞って挑みました。(a)は簡単でした。単に全ての可能性を書きだせばいい。しかし、(b)はパターンを見つけなければいけない問題で難しかった。しかも、緊張と焦りでアタフタの中で冷静にパターンを見つけることは、もしかしたら無理かもしれません。ということで、実際数学の面接のところでは、確率の(a)だけを解いて、(b)にチャレンジして終わってしまいました。担当の先生からもいくつかヒントが与えられましたが、あの状態で冷静に考えられる余裕は僕にはありませんでした。

面接

 数学が終わった直後、すぐに面接が始まります。面接はやはり小論文で希望した講座の先生を中心に、あと2人先生がいるという形でした。まず、小論文について1-2分で話してと言われます。前日と今日はほとんど小論文を2分でちゃんと説明することの練習をしてきましたが、やっぱり本番になると原稿通りには話せませんでした。とはいえ、全く筋道がなってない話し方ではなかったと思います。その直後は、基本的には小論文の内容や卒論について。噂されていた情報系の質問は一切ありませんでした。
 そういえば、プログラミングは好きかとか何の言語を使っているかという質問もありました。もちろん、僕はPythonなんですけれど。C言語C++は使わないのかとも聞かれました。それには、PythonC言語で作ったモジュールを使えるので、C言語もさわりますとか言いました。
 面接は12分。やってみるとすごく短くて、もっと話したい感じ。でも、もう少し量より質を良くしたい。聞いてる質問に対して的確に答えられなかった部分があった。これは学会発表の質疑応答でも同じだね。

悪かった点

 最後に、今日の試験の悪かった点をまとめます。
・全てにおいて準備不足。
・数学を過去問に絞ってやってしまったこと。同じような問題が出るはずがない。
・自分の研究について、時間が経っているとはいえ、自信をもって的確に回答できなかったこと。
 特にショックなのは、数学が全然出来なかったこと。最終日は難しいとかなんとか言われているようですが、僕はそんなことよりも自分の実力がない風に感じました。これを9月までにはどうにかする。