なんで大学院に行くのか?

今日は土曜日ながら大学へ。いつも通り午後出勤したら研究室に先生と同級生1人がいてビックリ。休日までご苦労様です・・・。同級生の彼はなんでも最近実家に引越したらしく、片道2時間かけて大学にくるらしい。以前までは僕が50分で最長だったのに、2倍以上。もう遅く来る言い訳には使えないなぁ。

さて、今日は単身赴任の父親が家にいる日。そういう日は決まって大学院進学について何かを言われる。あんまり良い言われ方はしないので家でのこの話題はなるべく避けたいのだが、今日もやっぱり言われた。でも、言われることは毎回同じようなこと。なにせ父はお酒を飲んでて次の日あまり憶えていないのだ。

今日の話題は「なんで大学院に行くのか?」。はっきりいって僕の答えは明瞭である。
「行きたいから」
でも、こんなんで納得してくれるわけがないので、無理やり「ソフトの仕事をするには修士が有利だから」とか言って現実的な話を付ける。でも、本当のところは研究職に憧れているし、大学でのアカデミックライフが楽しいから行きたいのである。もちろん、いい仕事ができるようになりたいとも思っているが。
そういえば、ある先生が「大学院に行けば、良いところに就職出来るとか給料いっぱい貰えるとかそういう風に考えるべきじゃない。もし、そう考えているなら大学院に行くべきじゃない」と言っていた。その言っていることが全て事実とは思えないが(多少は良いところに就職出来るだろうし、給料もいいはず)、ただ、大学院に行く理由としてふさわしくないと言うことが言いたかったのだろう。僕はそれには納得出来る。
そんで僕はやっぱり研究がやりたくで大学院に行きたいんだと思う。こんなことを父に言ったら、「じゃあ就職して社会人大学院生として行けばいいじゃないか」とか言われそうだ。そんなに行きたいのなら趣味として*1っていう意味だが、これを言われるとなかなか反論出来ない。反論出来ない自分は本当に大学院に行きたいと大声で言うことが出来るのかという不安がよぎる。ただ、大学院は趣味で行きたいところではないんだよ・・・。

*1:なんとなく語弊がありそうだけど、本意としては仕事をしながらだったり、仕事には役立たないけど趣味としてっていうこと