研究室訪問行ってきた

今日はアポ取って東工大へ研究室訪問に行ってきた。東工大は先週末にも専攻説明会で行ったので、迷わず時間ぴったりに着くことができた。
初対面の印象は、表情の柔らかい良い先生という感じ。とりあえず、人柄的な不安は無さそうで安心した。まず、先生が用意してくれていた研究の紹介プリントを見ながら説明を受けた。分野がほとんど合致してるから、やりたいことはなんとなく分かった。ただ、今所属してる研究室との違いは、うちは作ったモデルを実データで検証するというスタンスだけど、今日行った所では、実データを分析して知識を得るという感じ。同じような内容の研究だけど、取り組み方がぜんぜん違うことに気がついた。どっちが良いとか、どっちが合っているかは別にして。
そのあと、受験についてのお話。どうやら、一般的に見て東工大のその専攻は競争率が高いらしい。TOEICの点を600点と言ったら、「まぁ、低くもなく高くもなくって感じだね」とのこと。低いって言われなくて良かったw あとは、普通に受験勉強を頑張るようにとのこと。急に危機感が湧いてきた、この瞬間。
一連を説明してくれたあと、新幹線内で考えてきた質問をした。使ってる言語やソフトは何かとか、ゼミでは何をするのかとか、論文や学会で発表する機会はあるのかとか、いろいろ。これだけは勉強してきて欲しいものは何かという質問では、「理科系の作文技術」という本を読んで、日本語の作文能力を付けてきてと言われた。日本人なら英語よりも何よりも日本語能力をちゃんとしてなきゃダメってことで。
今回一番印象的だったのは、東工大の先生がうちの先生を知っていたこと。僕の所属してる研究室の名前を言ったら、「もしかして、あの〇〇先生?」と言って、うちの先生の本を出してきた。内にいるとよく分からなかったけれど、うちの先生はこの分野では有名人&すごい研究者らしい。ということで、「〇〇先生の所でそのままやった方がいい」とも言われてしまった。僕が外に出たいのは、研究室への不満よりは学部と研究科への不安からで、そのことを言ったらちょっとわかってくれた。でも、この時ちょっとうちの大学に残るという選択肢が大きくなったなという感じがした。
帰りの電車内、うちの研究室に残ることを想像してみた。今までの経験を考えれば、研究成果を論文や学会で発表出来る機会は結構ありそうだから、研究成果に不安はない。研究室の設備には若干の不安があるけど、先生は別に不自由してないわけで、これは僕が贅沢いってるだけに過ぎない。やっぱり不安なのは研究室外のこと。授業だったり、学生だったり、就活だったり・・・。ただ、これは自分が上手くいかないのを大学のせいにしようとしてるだけとも言える。自分に能力があれば全然問題ないのかもしれない。
来週末のNAISTオープンキャンパスで、とりあえず候補の大学をすべて回ることになる。最終的にはどこの大学も3月までに入学金を振込めばいいということになってる(はず)なので、それまで悩みまくってやろうと思う。