D-MathとFSNLPの初回終了

ゴールデンウィーク明けの1週間。テストやら課題やら勉強会の予習やらでそれなりに忙しい。もうちょっと頑張れるけど、強風注意報が出てる。
さて、今週はD-MathとFSNLPの初回がありました。これは、松本研で行われるM1用勉強会。D-Mathでは

コンピュータサイエンスのための 離散数学入門

コンピュータサイエンスのための 離散数学入門

という現在絶版のテキストを使い、FSNLP
Foundations of Statistical Natural Language Processing (The MIT Press)

Foundations of Statistical Natural Language Processing (The MIT Press)

を使って統計的自然言語処理の勉強をしています。D-Mathは日本語のテキストなので問題は数学だけだけど、FSNLPのテキストは英語なので、まず英語力が問題になる。それで今日FSNLP初回があったけど、やっぱり読むのがしんどい。今日の内容は言語科学の歴史だったけど、内容の理解にはあまり至らなかった感じ。先輩の話では、一章が特にハードということなので、ページが進むに連れてもう少し読みやすくなってくれると嬉しい。

ひと月ぶりに学部時代の大学へ

GW中の平日だった昨日は、ひと月ぶりに大学へ行ってきた。女子率の高さは通常通りだけど、NAISTに比べると格段に大学っぽい。今さらだけど、NAISTは研究所っぽいし、CS研は正真正銘の研究所だしで、大学らしい大学を見たのは久しぶりだなーとか思う。

この日は先生と打ち合わせ。学部時代に出した論文の条件付き採録を受けてこれからどうするかなどを話し合う。回答書の書き方とか教えてもらって、こうやって卒業後も指導してくれるのは本当に嬉しいことだなと思ったり。だから、とりあえずこの仕事を全うしてなんとか採録に持って行きたい。最後は運だとも言われたが、努力はしよう。研究室内の風景はそんなに変わらないけど、新しいゼミ生の女の子3人がいたりして違う空気感になってたりはした。あとは、先生の髪が黒くなったような。

研究室内は他の打ち合わせなどもあって忙しそうだったので、1時間半で退散。その後はid:nobunaga0519くんと最近の研究生活について情報交換して、そのまま居酒屋へ。一対一で飲むのは初めてだから、いっぱい話せた。なかなかこんなに研究について話せる友もいないので、こういう機会は結構大事。8時くらいから二軒目の居酒屋へ移動して友達2人と合流。みんな院生なので、就活がどうだとか博士進学がどうだとかそういう話になる。僕は最近研究所に就職して研究やりたいと思うように(言えるように)なってきてて、でも早く就職したいとも思っているので、一番ベストなのは修士卒で研究所に就職することだと思っている。ただ現実は厳しいようなので、どうなることやら。一年後も同じことを言っていられるだろうか。

ゴールデンウィーク、静岡に帰ってます

PCをネットに繋げる環境が大学にしかないので、なかなか日記を書く気にならないのですが、今日静岡に帰省して、インターネットが使える状態になったので、久々に日記を書きます。
前回の日記からの差分としては、研究室配属されて机の場所が決まり、松本研のバーベキューに参加したり、NTT CS研の竹の子パーティーに参加したりなどありました。結構充実しています。勉強の方は、まだあんまり忙しくない、というか自分のやりたいように出来ています。GW明けから勉強会が本格的にスタートするので、そういう勉強で忙しくなるのかなと思います(別にやりたいことじゃないという意味ではない)。

そういう意味では、まだ「忙しさの最大瞬間風速」を感じていないのですが、僕的には今の忙しさは丁度良いんです。現在は一日12時間は大学にいようと思っていて、8時-20時や9時-21時で大学にいるのですが、これ以上長くいるのは正直きついと思う。周りを見ると頑張ってる人がいっぱいいて、自分ももっと頑張らないとやばいんじゃないかとか思うんですが、今回は継続を大事にして、一日12時間の生活リズムをずっと続けられるように頑張りたいなと思っています。いつかそうも言ってられなくなりそうですけど、その時はその時。

研究の方は、まだよく分かりません。とりあえず、LDAとかNMFとか勉強するといいことあるよと言われたので、恐らくそういう方向に研究は進んでいくのでしょう。いくつか論文をもらったので、それを読んで実際に手を動かして実装してみるというのが当面の予定です。

ではまた。ゴールデンウィーク中にもう一度くらい書きたいですね。

NAISTに入学しました

今月からNAIST情報科学研究科博士前期課程へ入学しました。晴れて院生男子の仲間入りです。さてと、Macを持ってスタバ(ry

NAIST入学後は、急ピッチで色んなことが進みました。入学式の次の日から普通に授業が開始され、その週で研究室見学をして、次の週の月曜日にはもう希望講座の提出でした。見学の時間が合わなかったりして、第3希望まで書けと言われてるのに2つしか講座を見に行かないというチャレンジングなことをしましたが、無事今日配属先が決定しまして、第一希望のコミュニケーション学講座というところで研究することになりました。多分、NAISTにある講座の中で最も学部時代の研究に似ているところなので、やってみて全然楽しくないという不安はとりあえずないと思います。

実は、ちょっとイレギュラーな講座に配属されたので、自然言語処理学講座にも所属しています*1自然言語処理学講座は入学前からずっと入りたいと思っていたところで、入試もここに入る前提で小論文を書いたり面接を受けたりしました。この自然言語処理学講座に入ったのは決してそういう義理ではなく、どうしても自然言語処理学講座の一員になりたいと思った結果です。もし、コミュニケーション学講座だけしか配属できないとなってたら、僕はこの選択をしていません。個人の机は自然言語処理学に置かれるので、自然言語処理学講座の皆さんは「お前、よそ者だろー」などと言わないで、仲良くしてください。でも、NAISTで交流を持っている人たちはみんな自然言語処理学っていう状態にすでになってます。これからもよろしくお願いします。

授業は、英語の授業などもありますが、いろんなバックボーンの人に合わせた親切な授業なので、今のところ大丈夫です。大学院なんでそんなにコマ数もありませんしね。

こっちに引っ越してきて2週間ほど経ちましたが、特にホームシックにかかったりはしていません。「住めば都」と言いますが、本当に住みやすい場所です。

さて、ここまではNAIST学生生活を結構楽しんでいますが、試合開始はこれからです。来週から講座配属されて、講座内での活動が始まります。先輩方からとても忙しいと何度も言われていますので、力不足の僕は先輩方が感じるよりももっと大変だと感じることでしょう。ただ、もちろん僕はこうなることを望んできたわけですし、この2年間を濃密なものにするようにしたいと思います。

最後に、昨日佐保川の桜を見に行ってきたので、その写真を。



桜ってこんなに綺麗だったかなぁ。

*1:ややこしいけど、コミュニケーション学講座は外部の教育連携講座というもの。この場合、内部の講座を基幹講座として選ぶ必要がある。

Emacsのコメントにちゃんと色をつける方法

Macbook Air(OSX10.6)に標準で入っているEmacs(version22.1)を開発用に使っているのだが、コメントアウトの部分の色付けがどうも納得いかなかった。具体的には、コメント記号は色付けされるのに、コメントは色付けされていないという中途半端な処理をしてくれる。

ということで、いろいろ調べてみたら出来た。

Mac OS X Hints - A community-built collection of OS X hintsに答えが書いてあって、

(set-face-foreground 'font-lock-comment-face "pink")
(set-face-foreground 'font-lock-comment-delimiter-face "pink")

.emacsなどに書けば良いとのこと。pink以外もできるけど、pinkもそんなに悪くなかったのでそのまま使ってみた。

一泊四日で奈良へ部屋決めに行ってきた

部屋を決めに、奈良に行ってきた。奈良には受験等々で行っているけど、夜行バスを使ったのは今回が初めて。それで、ホテルに一泊したから全体で見ると一泊四日の奈良の旅という弾丸ツアーになった。実際なかなか疲れてしまって、朝に自宅についてそれから昼間はずっと寝ていた。
奈良一日目の午前中には、id:tomo_wbさんに会ってNAISTで相談に乗ってもらった。午前中の早い時間から付き合ってもらって本当に感謝です。住居決めについてや、学校生活、就活についてなど聞かせてもらった。NAISTへの受験を決めてからNAISTの先輩方にはいろいろお世話になっている。こういう経験からNAISTにはオープンでフレンドリーな印象を持っていて、僕も来々年度にNAIST入学希望の方の相談に乗ってあげたいと、NAIST入学前から思っているところである。
高の原まで送ってもらって、午後から賃貸仲介会社へ訪問。いろんな会社を回るつもりでいたのだけど、一軒目で決めてしまった。後から考えると、2日目もあるのだから、2日掛けてじっくり決めろよという話。しかも、決めた物件は現在満室で、物件を外からしか見れないという判断材料が少ない状況。ただ、人気物件らしく来週には部屋が取れなくなるということなので、ファンキー加藤さん似の担当者を信用して、思い切って申し込んだ。後々に気がついたことだが、家賃に加えて水道光熱費やインターネット料金などを含めると月6万くらい飛びそうな気がするんだけど、これはかなり生活を圧迫するよなぁなどと思ったり。ちょっと贅沢だったのかなぁ。
夜にホテルに到着。ホテルはコンフォートホテル奈良という所。近鉄奈良駅からは若干遠いので、高の原など行き来する身の僕にとっては不便だったが、JR奈良駅は目の前で、部屋もなかなかきれいでよかった。「奈良 ホテル 一人旅」で検索するつもりなら、このホテルがおすすめ。

2日目は完全に暇になってしまったので、時間を掛けて奈良観光。超ベタに法隆寺東大寺に行ってきた。歴史の知識があれば本当に面白いんだろうなーと思うのだけど、不幸なことに何も知らない僕は、「これを昔の人が作ったなんて信じられないなぁ」と思うことしかできない。まいど残念なことだと思う。これだけでは時間は潰れないので、マックに2時間ほど居て居眠りしたり、一日五食くらいしたり、最後は京都駅近くのネットカフェでネットしたりした。時間を潰すためにお金を使っていたので、これだったらホテルからチェックアウト後に夜行バスをキャンセルして新幹線にするのと金額的には差がないのではと思ったり。うまい時間の潰し方も習得しないとなぁと思った。

最後に、夜行バスは辛かった。静岡から行く前に知り合いから「二度と乗りたくない」と聞いていたが、確かにそのとおりかも。ほとんど眠れなかったし、お尻が痛い。今回、京都ー静岡間だったけど、京都ー東京間とかどうなっちゃうのという感じ。夜行バスで寝るためのノウハウを知って、もう少し楽に乗れるようになりたいなぁ。

PyCon mini JPに行ってきたなど

宣言通り,Pythonカンファレンス,PyCon mini JPに行ってきました.新宿駅で少し迷って開始の時刻には間に合いませんでしたが,ほぼフルで参加してきました.

内容は正直分からないことが多かった.まだまだPython経験不足.でも,こんなこともあんなこともできるんだって知ったのはとってもワクワクすることで,これは良かったなと思う.
あと,今回通してわかったことが2点.

  • PyConで登壇するなら,Pythonをマニアックに使う.
  • カンファレンス行くなら発表者として.

正直「〜の高速化」っていうタイトルの発表は話が難しくなる.僕がそういう技術を目指しても出来ないだろうし.だったら,自分の専門分野でPythonを使ったらどうなるのかを言った方が良い発表が出来るだろう.あと,カンファレンスは発表者として行くべきかなと.聴講者はどうしてもその他大勢になってしまう.特に,僕みたいな知識も権力もない人はなおさら.発表者として行くことで,僕に興味をもってくれる人がいるかもしれないし,僕自身がそのカンファレンスに参加しているという気持ちになれるので,次は発表者として行くことを目指す.

話変わって,日曜日はTOEIC.part.7あたりで体力が限界になるのが毎度のこと.一番読むところで読む体力がなくなるのは痛い.今回は,少ない力で多くの問を解けそうな所からやっていったが,体力がない状態でやると,マークの付け間違いが多発してやばい.今までで一番消しゴム使った.点数は上がった気がしない.

最後に,1月下旬に送られてくると言われていたNAISTの書類が今日届いた.細部は確認していないが,とりあえず入学からの入寮が叶わなかったことは把握した.補欠26番となっていて,なかなか厳しい順番らしい.寮に入れないことで家賃一万で大学まで徒歩0分の恩恵が受けられないし,住居を探すという作業が増えてショック.第一回目の試験で受かっててもダメだったか.